転職で生きた前職の経験~結局のところ無駄なことなんてない~



こんにちは、きしんです。

久々に転職系の記事を書こうと思います。

 

私は前職マーケティングリサーチをして、新卒から2年を待たずに転職して、現在のWebメディアの会社に転職しました。

理由は正直、リサーチが嫌だったからです。

どんなに分析しても、考えた洞察や施策が採用されるとは限らない。

そもそも、その分析もクライアントから与えられた限られた情報からなるものでしかないから、意味がないものかもしれない。(実際それに近いような場面を何度も見ました)

だから、私は「リサーチの向こう側」が見たくなりました。

自分で責任を持って分析し、施策に繋げ、社内の調整などがあっても獅子奮迅の努力でどうにか実現する、そんな仕事がしたいと思い、現職に就きました。

今はBtoCの仕事で、Webメディア上でユーザーがどのような行動をしているかをログから分析し、少しでも引っ掛かりのない、きれいな導線を描いたサービスになるよう改善を続けるということ(Webディレクター)をしています。

 




希望配属先の問題

入社後、詳細な配属先を決めるために今一度、社内の各部署の人の話を聞いて、それをもとに自分の行きたい部署をプレゼンするという機会をいただきました。

前職はせいぜい60人くらいの会社だったので、だいたいの配属はどうにか自分の行きたいほうへコントロールできました。

しかし、今回の会社は400人超の中堅企業。

どうなることやらと思ってプレゼンしたら、2日後には配属先が決まりました。

 

果たして結果は・・・

 

 

 

 

 

希望通りの部署に行くことができました!

私からしたら「きっちりやりたいことをプレゼンしたんだから、当たり前っしょ?」くらいの感覚だったのですが、後で同僚から聞かされた話によると、「きしん君が希望の配属先に行けるか、ひと悶着あったんだよ。」と。

しかも「最初は難しいかも、みたいな話だったけど、どうにか通ったみたい」とのことでした。

 

ナントーー?!

 

どうしたことでしょう。

意外と危なかったようです。

聞いてみると、「多分仕事が忙しくて手が回ってなかったところだったから、新しい人を受け入れる余裕がなかった」っぽいです。

私としては、「それなら入れてくれ!手伝うわ!」という話なのですが、所詮Web業界初心者が1人入ってきたところで即戦力にはならないということです。

 

それでは、私はなぜ希望の配属先に入ることができたのでしょうか。

 

前職の経験が最後のひと押しになった

カラクリは、私の前職の経験にあったようです。

そう、リサーチです。

なぜ?!

明確には言われていないのですが、私にはコレと感じた理由がありました。

それは、配属が決まったときの面談で上司に「きしん君に期待していること」と言われた2つのことにありました。

・きしん君に期待していること

①新鮮な目線でサービスを見つめ直し、新しい風を巻き起こしてほしい(第二新卒として期待されていること

②前の会社に2年いなかったとは言え、前職の経験をメディアのグロースハックとして行っているリサーチに役立ててほしい(リサーチ経験者として期待されていること

※グロースハックとは、フィードバックを活かしてサービスを成長させるようなことを言います

 

まさしく、②の点ですね。

私が所属する部署は、唯一、年に3回程度インタビューやNETアンケートなどの定量調査を行い、それをWebサイトの改善に活かすという、少し手のかかる、それでいて効果的なことを行っていたのです。

私は「リサーチをやっている部署」とは聞いていましたが、正直別にそれは嫌ではなかったです。

なぜなら、「発注される側」のリサーチと、「発注する側」のリサーチでは、問題の見え方、取り組み方が全く変わってくるからです。

ただ、せっかく全然違う業界に転職したんだから、他のことを覚えたいという心持ちでした。

 

しかし、かくして私は「リサーチできる人」として、Webディレクターになったのです。

会社に入ってみて、色々勉強している過程で分かったのですが、Web業界はA/Bテストを代表とするリサーチは頻繁に行っていて、リサーチによる検証で改善していくというサイクルをものすごいスピードで回しまくっている業界だったのです。

つまり、私のスキルは意外にも求められたものだったのです。

まさか、こうなるなんてね。

 

とは言え、「年に3回しかない仕事なら、それだけじゃしょうがないでしょ」とお思いかと思います。

(リサーチというのは1業務だいたい1ヶ月くらいで終わります)

しかし、しかし、なんともタイミングのいいことに、私が入社して2週間でリサーチ業務が発生したのです。

実は、今まで年3回だったのは、会社が持っているある1つのメディアに対しての調査でした。

しかし、ウチの会社には10を超えるメディアがあって、「リサーチによるグロースハックを他のメディアにも横展開しよう」という機運をちょうど社長が巻き起こしたところだったというのです。

 

なんとまあ。

 

だから採用されたのかしら?

 

 

ま、いっか。

 

 

ということで、今は費用をかけずに社内で行うインタビューのために、スケジュールを引いたり、インタビュー対象者を募るためのスクリーニングアンケートの項目を考えたり、実際のインタビュー項目を練る手伝いをしたりと、まさしく前職の延長みたいなことをやっているのです。

 

もう、すごく懐かしく感じました(笑)

 

しかも、不思議な事に面白いんですよね、自分で考えるリサーチというのは。

 

まあ、メインの仕事はWebメディアの改善の方向性を作り、エンジニアとデザイナーを調整するというWebディレクターの仕事なので、ずっとリサーチをやるわけでは決してないのですが、まず「リサーチならアイツに聞けばいい」という社内のポジションを新卒2年目がいきなり転職して確立できたのには、本当にありがたいです。

新卒1年目の人にも「いきなり作ってって言われて、サービスも携わってないのにスケジュールとかアンケート作れるなんてすごいっすね…」と尊敬ポイント頂いてしまいました。

 

はっはっは。

 

だって、これ前やってたことを繰り返してるだけだもん。

 

と、いうわけで、いつ前職の経験が役に立つか分からないという話でした。

もしアナタが今の仕事にやる気をなくして、全く違う仕事にキャリアチェンジしたいと思っていても、今の仕事は見えないかたちで役に立ってくるんです。

私はリサーチの経験もそうですが、細かく上司にコミュニケーションを取るという思考回路や、メールでの敬語表現、お昼を抜いても夜遅くても大丈夫という体力など、前職で鍛えられた資産で生きています。

 

今の仕事にも必ず意味がいつか生まれると思って頑張ると、いいことあります!



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