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新入社員研修って、つまらないですよね。
「会社が高いお金を払って、教育してくれているんだ」と言われても「それだけのお金があるなら、給料上げて下さい」と思わず言いたくなってしまいます。
茶番のように見えるビジネスマナー研修に、お経のように同じことばかり唱えられるコンプライアンス研修。
そして、何のためにやっているのか分からない実務研修が続きます。
アクセンチュアみたいに、新入社員に一律30万円を入社インセンティブとして払ってくれる位の大判振る舞いをしてもらいたいくらいです。
今回は、新入社員研修の9割がつまらない & ムダである理由をお伝えします。
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新入社員研修がムダである理由
新入社員研修は、ムダでしかありません。
その理由は、下記です。
【1】主体的な学びは期待できないから
【2】学ぶ目的が明確になっていないから
【3】方法論ばかり学んで、実践させる機会を設けない
【4】現場社員が講義をしない
【5】仮想のワークばかりで実務が伴わない
【6】そもそもの目的が会社の都合のよい人材を作るため
【7】新入社員研修の目標設定の無意味さは異常。
【8】よー分からんフレームワークがたくさん出てくる
一つずつ見ていきましょう。
【1】主体的な学びは期待できないから
研修がつまらない原因の1つは、研修に主体的な学びが期待できないからです。
研修のあらゆる部分に主体的な学びってないですよね。
新入社員の私から見た研修の特徴は以下です。
●教え込むだけで、自分の頭で考えさせる時間が極端に少ない
●講義の内容は知識の共有がほとんどで、演習やワークは極端に少ない
●頭に入っているようで、まったく理解できずに終わるパターンが多い
新入社員研修では、小・中・高と続けてきた詰め込み型を教育をまたしても享受しなくてはならないのがツラいです。
主体的な学びが得られないので、当然楽しくありません。
そもそも、楽しめる設計になってさえいません。ですから、そもそも新入社員研修が楽しい訳がないんですよ。
言葉を選ばずに言えば、研修は「会社に都合のいい人間を育てるための準備期間」であって、私たちのスキルアップは目的とされていません。
【2】学ぶ目的が明確になっていないから
会社の研修では「ただ学ぶされる」という構図が健常化しています。
あれだけ「目的思考が大事」と耳にタコができるくらいに言われたのにも関わらず、研修それ自体に学ぶ目的が明確になっていません。
研修を受けていると「とりあえず教えたから、覚えたものと考えるよ」と言われているような印象さえ受けます。
勉強する内容も筋道が立っていないので、頭にも入ってきません。それとなくよさげなことを適当に教えこまれている気がします。
講師の口からも筋道立てた説明はなかなかされません。
とりあえず「覚えておいて損はないから」とあれこれ知識を詰め込まれることになります。これでは、学ぶ意欲は湧いてこないですね。
【3】方法論ばかり学んで、実践させる機会を設けない
会社の新入社員研修って、覚えなくてはならないことが多いですよね。
最終的なゴールを示さずに次から次へと知識ばかり詰め込む企業は多いような気がします。
そういう会社って、伸びしろの多い新入社員を頭でっかちにして何をさせようとしているのでしょうか?
新入社員研修あるあるですが、研修では耳が痛くなるほど “知ってる” と “できる” は天と地ほど違うということを叩き込まれます。
それなのに、なぜそれを体感させないのかが甚だ疑問です。
口では何回も何回も “知ってる” と “できる” は天と地ほど違うと連発するのに、いざそれじゃ、やってみよう!みたいなタイミングが皆無なんですよね。
言われているだけじゃ分からないですよ。
方法論は実践を通して磨かれる
頭でっかちな人にありがちなのが、全然実践的じゃない理論を唱え続けるという現象。
意見が正しいのか正しくないのかで言ったら、至極まともなことを言っているのですが、それが実現できるかで言ったらまったく実現可能性がないというもの。
方法論ばかり学ばせると、そういう輩が大量発生するということが人事は分かって研修をやっているのでしょうか?
方法論だけ詰め込むのは実質不可能だし、この上なく退屈
例え話をしましょう。
パソコンのキーボードを触ったことがない人にショートカットキーの便利なキー一覧を教えたとした、どうなるでしょう?
営業をしたこともない人に営業に必須のトーク内容を教えたら?
そもそも土台がないから、どうしたらいいのか全く理解できないですよね?
方法論ばかり教え込むというのはそういうことなんです。
教えさえすれば何でも吸収する思ってもらったんじゃ困ります。
【4】現場社員が講義をしない
新入社員研修の9割がムダであるほとんどの理由が、研修を現場社員が担当しないことにあります。
仕事をする上で大切なことは、ケースバイケースで状況に応じた判断をすることです。
職場が違えば仕事をする人も、仕事をする上でのルールも、何もかもが様変わりします。
そんな現場ならではの経験があるのは、実際に現場で仕事をしている社員だけです。
ところが、新卒社員研修では現場経験のまったくない人事の内勤社員が研修を担当します。
現場社員は現場の仕事に忙しいからでしょうが、内勤の社員さんが語ることはそのほとんどが机上の空論です。
理想論としてはいっちょ前かもしれませんが、大体が的外れな理想に過ぎません。
しかも、彼らの司会進行は驚くべきほどにスムーズさに欠けています。
【5】仮想のワークばかりで実務が伴わない
新卒社員研修の内容のほとんどが机上の空論でしかありません。
仮想のワークばかりをするので、現実味がまったくないんですね。
社内メールの書き方や名刺交換、ロジカルシンキング、チームワークなどワーク形式で勉強するのもいいかもしれませんが、研修を受ける当人としてはどうせワークでしょという気持ちになってしまいます。
おまけに、ワークのシチュエーション設定も変にはしょられていたり、細部にまで及んでいなかったりして、途中で困惑してしまうものも多いです。
【6】そそもの目的が会社の都合のよい人材を作るため
多くの新入社員の方々は気付いていないかもしれませんが、会社が新入社員研修と銘打って新卒社員に多額の投資をするのは、なにも私たち1人1人の能力向上のためではありません。
会社は、会社にとって都合のよい労働力を育てるために研修をするのです。
それは、会社への忠誠心であったり、上司に逆らわない従順さであったり、労働条件に疑問を感じない素直さであったり、言われた仕事をただやる実直さであります。
会社にとって都合のよい労働力を手にすることで、会社の上層部が非常に儲かります。
研修では大義名分のようなものが度々出てきますが、これは会社の不条理を正当化するための問答です。
会社は私たち1人1人の能力開発にまったく興味がないのです。
【7】新入社員研修の目標設定の無意味さは異常。
どの会社でも新入社員研修で、研修コンテンツに対して「目標設定」をさせますよね?
あれの存在意義がよく分からないのでまとめてみました。
実業務でないところで目標を設定させてどうするのか?
まず第一に、研修ってワークの全てが架空の設定ですよね?
架空のワークには所詮、実業務ほどの緊張感はないですよ。
所詮、ワークなんですから。
更に、新入社員研修のワークの条件設定自体が抜け漏れがある場合が多いんですよね。
いざ、不明点について質問しても「そこはどちらで考えてもらってもいいですよ。」とか言われる始末。
そんな中途半端な設定で本気になれという方が無理な話です。
目標は設定すればいい訳ではない
たしかに目標設定というのは、大事か大事でないかで言ったら大事な訳ですが、目標は設定すればいい訳ではないんですよね。
だって、目標それ自体に意味はないじゃないですか?
目標を設定して、それを実現するために行動するから意味がある訳で。
いたずらに目標を設定させる研修には甚だ疑問しかないですよ。
【8】よー分からんフレームワークがたくさん出てくる
考え方のフレームワークとして、5W2Hは有名です。
フレームワークを学ぶことはいいことではありますが、そこが目的になってしまっては本末転倒だなと思います。
以下、よく意味のわからなかったフレームワークです。
How思考
どのようにするかに力点が置かれている思考。
なんでも教えてスタイルの人が陥りがちな思考パターンな気がしますね。
〇〇はどのようにしたらいいですか?
▲▲を実現するためにはどうすればいいですか?
いや、そういう重要なことはちゃんと自分の頭使って考えないとダメじゃないかなぁと思います。
How思考で課題に対する答えを聞いたとしても、それはただ教えてもらっただけの答えでしかないので、同じような壁が立ちはだかった時にまったく同じ苦労をすることになります。
正しい道を示してくれる師がいればいいですが、いなかったら死です。
それに、師の言っていることがいつも正しいとは限りません。自分の問題はやっぱり自分で調べて、自分で試して突破していくしかないような気がします。
What思考
何をするかに力点が置かれている思考。
やるべきことが分かっているので、後はやるだけと物事をシンプルに考えることができる。
Why思考
自分がやるべきことが分かっている時に、なぜやらなければならないのかを問う思考パターンです。
やらなければならない理由を自問自答することで、やるべきことの方向性が明確になります。
言わんとしていることはわかるのですが、あえて時間をさきまくって講義をする意味はよくわかりませんでした。
なぜ、わざわざ高い研修費を払うのか
君たちは、ダメな人間だ
もっと勉強しないとダメ
君たちは会社がなければ生きていけない
こんな感じで、社員を洗脳するためのように見えました。
皆さんも会社からの洗脳にはお気をつけください。
研修がつまらない時の対処法
では、研修がつまらない時にどうすればいいのでしょうか。見ていきましょう。
寝る
研修がつまらない時は、いっそのこと寝てしまうのが1番いいと思います。
つまらない研修に時間を自分の時間を割くだけムダだし、疲れるだけです。
ただし、あからさまに寝ているのを人事に見られると色々とまずいので、ひっそり寝るのがいいでしょうね。
別の考え事をする
つまらない研修中は、別の考え事でもして時間をつぶすのが一番です。
講師の話を聞いているのか、考え事をしているのかなんて他人にはわからないので、おすすめです。
ただ、考え事をするといっても考えることがなければ仕方がありません。
そこでおすすめするのが「自分のビジネスを持つこと」です。自分のビジネスを持つことができれば、会社での労働とは別に主体的に考えることができます。
また自分のビジネスを持てば、つまらない時間や退屈な時間はすべて自分のビジネスの策を練る時間にあてることができます。
逆に、自分のビジネスを持たない限り、これから一生会社の都合に合わせなくてはならない生活が待っているとさえ言えます。
自分のビジネスの始め方
でも、自分のビジネスを持つと言ってもどのようにして始めればいいのでしょうか。
お金を稼ぐと言っても、何をどうすればいいかわからないですよね。
初期投資がほとんどなく始められるスモールビジネスとしては、ブログと投資がその代表選手です。
それぞれの特徴についてまとめます。
ブログを始める
ブログは、初期投資のかからない唯一のスモールビジネスと言っても過言ではありません。
はてなブログやWordpressの無料ツールから始めれば、ブログをするのにお金は一切かかりませんし、ドメインやサーバーをしっかりと確保して収益化を狙ったサイト作りをしたとしても、かかる初期費用はドメイン(2000円)+サーバー(6000円)で8000円程度で済みます。
インタネット上の住所のこと。
ブログの記事の文字ファイルや画像ファイルを格納しておく保存先のこと。
初めこそ収益はまったくありませんが、半年も続ければ少しずつ収益はあげられるようになってきます。
半年で初期費用にかかったドメイン代とサーバー代を回収することも十分可能です。早ければ、2カ月目で稼げるようになる人もいます。
初期投資を回収した後は、毎月本業とは別にお小遣いが稼げるイメージです。
最初に始めるスモールビジネスとしては、とてもおすすめです。
投資を始める
少額の投資は、新入社員にでもできるもっとも簡単なスモールビジネスです。
「投資はビジネスとは言えないだろ」と考える人も多そうですが、そんなことはありません。
要は、成長しそうな会社に出資していると考えればイメージが湧きやすいでしょうか。
少額のスポンサーのようなものです。出資先の会社が成長すればリターンが返ってきますし、衰退すれば損をすることになります。
自分主体のスモールビジネスと考えれば申し分ないでしょう。
少額から始められる投資方法には、投資信託やFX、株、国債、外貨預金、仮想通貨などがあります。
それぞれの特徴については、こちらの記事にまとめましたのでぜひ参照ください。
ブログほどではないですが、毎月少しだけ飲みに出かけるのを我慢してそのお金を投資に回してみるだけ見える景色は変わってきます。
ブログと合わせて、おすすめです。
最後に
会社の研修がつまらない理由と対処法をお伝えしました。
いかがだったでしょうか。
つまらない研修に消耗するくらいなら、ブログや投資でも始めて自分のビジネスを楽しんだ方がいいですよ。
つまらない研修の時間が一変します。人事も人の頭の中までは見ることができないので、実利で損することはありません。
これを機会に、興味のある方は新しい一歩を踏み出してみて下さい。
20代の働き方を学ぶなら、この一冊!
① 頼まれたことは、必ずやりきる
② 50点で構わないから早く出せ
③ つまらない仕事はない
仕事のやり方が変わると、見える世界も変わる。
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