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映画「名探偵ピカチュウ」のネタバレ & 感想が知りたい!
という方に向けて、書きました。
ついに実現した「ポケモン×ハリウッド」のコラボレーション!
日本アニメのハリウッド実写化といえば「DRAGONBALL EVOLUTION」のクソ映画っぷりが半端なかったですが、ポケモンはどうだったのでしょうか。
(まあ、先に言っておくと「名探偵ピカチュウ = 最高の映画」だったわけですが、)
今回は、映画「名探偵ピカチュウ」のネタバレ & 感想をお伝えします
名探偵ピカチュウのあらすじ
ざっくりとストーリーは以下です。
物語の主人公・ティムのもとに、父・ハリーが亡くなったという連絡が届く。
→ 父・ハリーの住んでいた家に行って、記憶喪失したピカチュウに会う
→ 父の死の真相に迫るため、ピカチュウと旅に出る
サトシが主役のもともとの原作のストーリーとは別個ですが、2016年に発売された「名探偵ピカチュウ」のストーリーにそった内容となっています。
名探偵ピカチュウのキャスト
字幕版主要キャラクターのキャストは、以下です。
●ライアン・レイノルズ:ピカチュウ役
●ジャスティス・スミス:ティム役
●キャスリン・ニュートン:ルーシー役
●渡辺謙:ハリーの昔の同僚役
吹き替え版声優
また吹き替え版の声優陣は、以下です。
●西島秀俊:ピカチュウ役
●竹内涼真:ティム役
●飯島まりえ:ルーシー役
ちなみに、竹内涼真さん本人は、オープニングで「ポケモントレーナー役」で実写出演しています。
(サトシではないらしいけど、ほぼほぼサトシでしたね)
【懐かしさ100%】出てきたポケモン
「名探偵ピカチュウ」では、昔ながらのポケモンから比較的あたらしいポケモンまで、たくさんのポケモンが登場しました。
登場したポケモンは、以下です。
カイリキー、ガーディ、エイパム、ヤンチャム、ドードリオ、フシギバナ、イーブイ、ブースター、コダック、ベロリンガ、キモリ、コイキング、ギャラドス、プリン、ドダイトス、メタモン、バリヤード、ゲンガー、カメックス、カラカラ、ブルー、ヒトカゲ、ルンパッパ、ドゴーム、ネマシュ、ミュウツー、ニューラ、ゲッコウガ
なつかしめのポケモンが多めなのは、ポケモン世代を狙ってのことでしょう。
また、カイリキーは交通整理員、ガーディは警察犬、ルンパッパはバーの店員として働いていたりもして、生活にとけこんでいる感じがよかったです。
ポケモンと生活をすることになったら、こんな感じなんだろうなという気持ちになりました。
出てきたボケモンの英語名
また、字幕版で見たので、ポケモンの英語名が日本語とちがうのが印象的でした。
●ピカチュウ :【英】Pikachu ※ココはそんまんま
●ミュウツー:【英】Mewtwo ※ココも同じ
●ゼニガメ:【英】Squirtle
●フシギダネ:【英】Bulbasaur
●リザードン:【英】Charizard
●カメックス:【英語】Blastoise
●ブースター:【英】Flareon
名探偵ピカチュウの結末
物語としての結末は「ミュウツーの力を不正に利用しようとした悪の親玉をティム & ピカチュウのコンビで成敗」という内容でした。
「わかりやすい完全懲悪ストーリー+ミュウツーの逆襲を受け継いで、人間の醜さを描いていた」というところがよかったです。
ピカチュウがちゃんと強すぎた点も高評価。(なんだかんだ、ミュウツーと互角にわたり合えてた。)
プラス「ピカチュウは、実はお父さんだった」というフィナーレも、よかったかなと。
ミュウツーの「君の探していたお父さんは、いつも一番近くにいた」というセリフ聴いたときには、もだえた!
ミュウツーの粋な計らいに感謝ですね。
【ネタバレ】ティムがピカチュウの言葉が分かったワケ
英語の冒頭では、ティムは「Rを吸ってから、ピカチュウの言葉がわかるようになった」と語っています。
「毒の副作用で、ポケモンの言葉がわかるようになる…?」という疑問が残りますが、映画のラストでその謎も解けます。
ピカチュウの言葉が分かったのは、ティムの父・ハリーの魂が転送されていたから。
親子の関係である、ティムとハリーは人間ーポケモンの関係であっても、通じ合うところが深かったということです。
ポケモンの言葉がわかるようになったのではなく、ピカチュウの言葉だけ理解できるようになっています。
「ティムの父・ハリーがコーヒー好き」という伏線も回収
ティムとピカチュウが初めて会ったときの会話で「ピカチュウはコーヒーが大好き」という内容があります。
そして、ラストのシーンでティムが「コーヒーでも飲み行く?」とハリーを誘っていて、ちゃんと伏線を回収していました。
【ネタバレ】ピカチュウが記憶喪失だったワケ
本作では、ティムの相棒・ピカチュウが記憶を失った状態で登場します。
目を覚ますと、何もかも忘れていて、帽子に書いてあった住所をたどったら、ハリーの家にたどり着いた
ピカチュウはそう語っています。
記憶の喪失具合もひどく、自分の技の出し方も忘れてしまっているほど。
ただ、こちらもラストで謎が解けます。
記憶を失っていたのは、ミュウツーが、ティムの父・ハリーの魂を一時的にピカチュウに転送していたから。
ピカチュウのカラダにハリーの魂が転送されていたので、記憶がなかったわけです。
途中、ミュウツーが記憶を再生すると、部分的に記憶を回復したりもしました。
名探偵ピカチュウの感想
しわしわのおっさんだけど、最高だった
おっさん声だったのも、お父さんの魂が入っていたからだと考えると納得できます。
加えて本作は、まだ見てないから「ピカチュウがおっさん声の映画」という認識が拡散され、爆発的な宣伝効果が生まれています。
おじさん声のおちゃめなキャラといえば「TED」がいますが、まさにそんな感じ。
ティム以外にはいつもの「ピカピカ」としか聞こえない設定にもなっていましたし、声にも違和感なかったので、作戦としては大成功でしょう。
ピカチュウのぬいぐるみ感は「プーと大人になった僕」を彷彿とさせました。(こちらも名作)
撮影時は、ぬいぐるみに語りかけていたのかもしれないですね。
ルーシーのコダックがよかった
本作のヒロイン・ルーシーのパートナーポケモンがコダックだったわけですが、初代ポケモン世代としてこれはマジで高評価。
ポリゴン事件が起きてた当時を思い出したり「タケシとかマサキとかいたなぁ」と過去に思いをはせました。
あと頭痛で念力を使うシーンとか、ルーシーがほぼほぼカスミなところも「分かってるなぁ」と思いました。
【ポイント】字幕がおすすめ
字幕で見ましたが、最高でした。
西島秀俊さん、竹内涼真さんには申し訳ありませんが、これから見る人は字幕版で見ることをおすすめします。
(もしかしたら、吹き替え版も最高かもしれないけども、そこは見てないんでなんとも。)
やっぱり、ミュウツー最高
本作では、ミュウツーが物語の重要なカギを握るキャラとして登場しました。
人間の悪を暴くポケモンでもあり、人間の悪に苦しめられるポケモンでもありました。
「ミュウツーの逆襲」から続く、ミュウツーの宿命をちゃんと理解したキャラ設定になっていたがよかったです。(ただ、出せばいいわけじゃない)
加えて、悪の親玉を倒したあとの荒廃した町を一瞬で直してしまう能力には圧巻。(なんでもアリなところは、エスパータイプのいいところ)
今年の夏(7月12日)公開予定の「ミュウツーの逆襲 EVOLUTION」にも期待が高まります。
(DRAGONBALL EVOLUTIONをイメージしてしまうから、できれば別のタイトルであって欲しかった、、)
TSUTAYAでDVDを借りて、さっそく本家の「ミュウツーの逆襲」を見てしまいました。
ちなみに、個人的には「ミュウツーの逆襲」に限らず、ドラえもんみたく復刻版の映画をドンドン出していっていいような気がします。
少なくとも、6作目のジラーチくらいまでは見たい。僕以外にも、需要は各方面であると思います。
最後に
映画「名探偵ピカチュウ」のネタバレ & 感想をお伝えしました。
いかがだったでしょうか。
結論、最高の映画でした。
まだ見てない人は、いますぐ劇場で見てくることをおすすめします。
「名探偵ピカチュウ」を見る → 「ミュウツーの逆襲」を見る → 「ミュウツーの逆襲 EVOLUTION」に備える
今年は、軽い「ポケモンイヤー」になりそうです。
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