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私はセパタクロー経験者です。
皆さん、セパタクローをご存知ですか。
簡単にいうと、バレーを足でやるスポーツです。
百聞は一見に如かず!
私が以前作成したセパタクロー紹介動画を見てください。
どうでしょうか。
こちらの動画ではセパタクローをプレイヤーのポジション別に紹介しました。
セパタクローは空中の格闘技という俗称があります。
見ての通りとてもアクロバティックなんです。
少し詳しめに紹介すると、
セパタクローは3対3で、バドミントンコートと同じ規格のコートで行います。
3人はそれぞれアタッカー、サーバー、トサーと役割分担されていて、3人のチームをテグと呼びます。
アタッカーは相手コートへアタックする人、
サーバーはサーブを蹴る人、
トサーはアタッカーへトスを上げる人です。
1つ独特なルールなのが、バレーと同じく3回触るまでにノーバウンドで相手コートへ返さなくてはいけないのですが、1人が3回触ってもいいということです。
そのため、例えばアタッカーがレシーブを受けたとき、自分の近くにボールが行ってしまったら、自分にトスを上げて、自分でアタックを決めることもあります。
ちなみに、アタックもトスも誰がやってもいいのでトサーかアタックすることもあるのですが、サーブだけは一貫してサーバーが行います。
ポジション別に魅力をあげると下記のようになります。
アタッカー
一番の花形
かつ一番怪我が多いです。
アタックの方法はサッカーのオーバーヘッドに近いローリングアタックと、
棒高跳びに近いシザーズアタックがあります。
ローリングアタックは何より威力が出ます。
セパタクローのボールはプラスチック製です。
メチャクチャ痛いんです。
ちなみに昔は籐というカゴを編むような木の枝みたいなので作られていましたが、これもやっぱり痛いです。
だから、ローリングアタックされたボールはとても受けられるようなもんじゃありません。
そしてシザーズアタック
これはローリングに対して、相手を見ながら蹴られる点に強みがあります。
そのため、フェイントを入れて、相手のブロックの上を通してちょんと蹴ったりすることもできます。
また、こっちのほうが足が固い人には向いてます。
ローリングは足をかなり開脚しないと打てません。
ちなみにローリングアタックは、右足で蹴るとしたら、右足で跳んで、右足で蹴って右足で着地します。
全部同じ足なんですよね。
だから、本当に純粋に360度縦に回転しなくてはいけません。
フィギュアスケートでも跳んだ足と同じ足で着地しますが、それと近いイメージです。
サーバー
サーバーの魅力は何と言ってもサーブですよね。
アタッカーやトサーに手で投げてもらったボールを立ったまま足を180°開いて頭より高い位置で蹴りぬきます。
サーブの要素は、コースと、足に当てる場所になります。
最も大事なのはコースです。
レシーブとしては、リフティングの無茶振りをしなくてはならないようなものなので、大半難しいのですが、その中でも難しいのがアウトかインか分からない高いボールと、味方との間に落ちるボールです。
そこをうまく狙えれば高確率でポイントを取れます。
また、もう1つの要素の足の当てる場所ですが、
基本はサッカーで言うインステップキックで足の甲で蹴りますが、フェイントで足の裏で蹴ることがあり、これをすると球速が落ちて同じ足の振り方でもネットの近くに落とすことができます。
これをうまくできるとプロですね。
ただ、初心者レベルで難しいのはきちんと相手のコートにボールを蹴ることです。
トスの位置が少しでもずれると難しいので、トスのせいにしがちなのはセパタクローあるあるですね。
トサー
最後にトサーですが、これはとってもいぶし銀な役目です。
イメージとしてはテクニックはあるけど身体が動かないような人に一番向いてると思います。
また、この役は一番リフティングが上手い人がすべきだと思います。
とにかくボールを拾う、そしてトスを上げる、この2つなのですが、それがべらぼうに難しいのがセパタクローなんです。
初心者のうちは、一番うまい人がここをやるべきですね。
以上が、長くなりましたがポジション別のご紹介です。
日本でのセパタクローの話はまた別の記事で書きたいと思います。
興味を持って頂けたら幸いです!
セパタクロー業界では競技人口を増やすために普及活動に努めています。
その最たるものが「蹴(kelu)」というイベントです。
日本代表選手など日本のトッププレイヤーが集結し、試合を行います。
試合にはDJが解説として入り、バレーボールの応援のときにもよく使うハンドバルーンも使い、とても盛り上がりますよ!
2015年を最後に最近はあまり開催されないのですが、興味のある方はこちらのDVDをご覧ください!
先日ひさしぶりにセパタクローをやってきました!楽し難しい!