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「仮面浪人」や「二浪」って、就職・転職に不利なの?
という疑問をお持ちの方に向けて、書きました。
仮面浪人もしくは二浪 (あるいは両方) をした経験は、就活にどのように作用するのでしょうか。
就活に不利?それとも有利?
仮面浪人したことは、就活では隠すべき?
仮面浪人もしくは二浪 (あるいは両方) をした人にとっては、めちゃくちゃ気になる話題になるかと思います。
それくらいには、仮面浪人や二浪をした経験というのはナイーブな問題です。
また、就職活動・転職活動では、履歴書の提出を求められるので、。
今回は、仮面浪人・二浪が就活にどう影響するかについてお伝えします。
この記事では「就職活動中」「入社後」の2つにわけて「二浪・仮面浪人が就職に不利なのか?」について、まとめていきます。
ちなみに、私は一浪して中央大学に入学した後に、仮面浪人をして上智大学に入り直したので、仮面浪人も経験しているし、年の取り方としては二浪と実質同じです。ですから、二浪扱いを受けていた身として、二浪就活についても語れるかと。
【経歴】仮面浪人 & 就職活動結果
結論から言えば、
二浪 → 就職も転職も不利。
※ 現役勢に比べて、2年のビハインドとなるため。
仮面浪人 → 就職では不利。転職では原則不利だが、場合によっては有利になることも。
です。
まずはじめに、私が高校を卒業してから仮面浪人が完了するまでの経歴と就職活動結果をお伝えします。
県立高校卒業
→駿台予備校にて1年間の浪人生活
→中央大学法学部法律学科に入学
→入学半年で、仮面浪人を決意
→半年の仮面浪人を経て、上智大学法学部国際関係法学科に入学
→大学4年間を過ごす
→IT系の日系大手企業の入社(未上場)
→ 2年半勤めて、東証一部上場のIT企業に転職完了
県立の高校は進学校だったため、周りが勉強ができすぎました。
僕は、中学時代は勉強で無双して偏差値の高い進学校に入学できたものの、高校時代は勉強もせず遊び呆けていたので、大学入試はてんでダメな結果に。
ただ、プライドだけは中学時代のまま引きづっていたため、浪人生活がスタートします。(というか、一橋・早慶しか受けなかったため全敗し、強制浪人突入でした。)
このあたりの詳細については、こちらの記事にまとめているので、後で読んでみて下さい。
●人材ベンチャーを中心に就活するも全敗
●
二浪は就活に不利なのか?
浪人ってツライですよね?
浪人をして1年間勉強だけをしなくてはならない日々が辛いのはもちろんですが、大学4年を迎え就職活動が本格化してくると今一度考えさせられる問題でもあります。
ただ勉強をしていただけなのに、勉強をしていた理由やどんな思いを持っていたのかを根ほり葉ほり聞かれることさえあります。
浪人をした理由なんてのは志望大学に落ちたから、受かりたくてもう一度挑戦してみたとしか言いようがないのですが、そこは慎重に発言しなくてはならないのが就活の面倒なところです。
今回は、浪人就活生の闘い方と浪人経験を就活で不利にしないコツをお伝えします。
「なぜ、仮面浪人したの?」という質問に対して
仮面浪人をしていた就活生なら、必ず一度は聞かれる質問です。
この質問を避けては、就活を進めることはできないでしょう。
面接官からしても、仮面浪人をしている人はもの珍しい存在になるかと思いますので、必ずついてくるポイントになります。
この質問を攻略するためには、仮面浪人のいい面とわるい面を考える必要があります。
●目標を達成するまで、あきらめない強い心を持っている
●大学の単位取得と受験勉強を両立するだけの器用さがある
●大学に入学したのに、まだ受験のことを考えていて、あきらめがわるい
●浪人をするわけではなく、かといって大学生活に集中するでもなく中途半端
仮面浪人がどのように映るかは、面接をする面接官によってもちがいますが、一般的にはわるいイメージの方が先行していることでしょう。
ふつうであれば、受験を終えて大学生になったのなら、大学生としての生活をスタートしていいはずです。
そこをあえて、浪人するでもなく、大学に通いつつ受験勉強もするという中途半端な生活をしていたわけですから、伝え方を間違えると「中途半端であきらめのわるいゆとり君」という印象を持たれてしまいます。
基本的には、聞かれなければ話題に出さない
仮面浪人をした経験は、面接で質問された場合を除き、こちらから話題に出す必要はありません。
あえて話題に出してアピールできるポイントもありません。
浪人は就活にマイナスか
浪人はマイナスではありません。
浪人就活生が勝手にマイナスと捉えているだけです。
質問されること自体がマイナスに捉えられてしまうんですね。
面接官としてはさして気にもしていないのに、浪人の話題になると話し方や内容がマイナスに傾いてしまうことが多々あるかと思います。
浪人に関する質問も面接官としてはさして広げるつもりもなく無意識に話題に挙げている場合もあります。
就活生が経験したことをまんべんなく聞いていくのが面接官の常套手段ですから。
これは多くの浪人就活生がまず向き合う問題ではありますが、悪い方向に捉えていても仕方がありません。
就活と自己分析
就活では『自分を知れ!』が如く自己分析をする時間が多いです。
大学、高校、中学、小学校と時代を遡っていき、過去を振り返ります。
自分史を表にしてみたり、生まれた瞬間まで振り返る人もいます。
その年ごとのモチベーションの高低をまとめたモチベーショングラフを作ったり、その年ごとの自分を漢字1文字で表してみる人もいました。
僕です。
就活と浪人
そういった感じで様々な方法で自分の過去を振り返っていくのですが、そこでぶち当たる壁が『浪人、時間の無駄だったんじゃないか問題』です。
浪人をしていない人であれば大学生活をスタートして、浪人生は1年遅れで初めて大学生になります。
「1年間大学に入るために勉強したという期間が無駄だったんじゃないか」という思いが押し寄せてきます。
気持ちは分かります。
勉強して何かをする訳ではなくて、大学に入るために1年間勉強する訳ですから。
(しかも、現役で受かっていればする必要もないこと。)
1年間を無駄にしたと思ってしまうのは分かります。
でも、それでは学びがありませんよね?
無駄に思う思わないはいいとして『無駄だと思う。』と言ってしまったら、面接官は『あ、そう。じゃあ、その期間、君はなにもしていなかったことになるけどいい?』と思います。
これでは、いい印象は与えられませんよね。
『浪人が無駄だったかではなく、浪人をして何を思ったか』を考えましょう。
あと、できれば後悔ではなく、得たものはなかったか考えてみましょう。
過去を後悔しても仕方がないんですよね
なにかをしてみて、すぐに諦めたり『無駄だ、無駄だ。』と嘆く人よりも、学びを得ることができる人の方が魅力的だと思いませんか?
浪人のメリット
例えば、浪人時代に学ぶことができることには以下だあると思います。
自分を見直す時間を確保できた
浪人期間というのは、必ずしも試験勉強をするための時間だけではなく、自分の人生について考える時間も持てますよね。
皆が大学に進学したり就職したりして前に進んでいる中、一度立ち止まっている訳ですから。
色々なことを考えながら、1年を過ごしてるのだと思います。
その中で、何かを得ることは必ずあったはず。
時間の使い方を学ぶことができた
例えば、複数ある科目を全体的に伸ばしていくために戦略的に勉強の時間を配分できたなど、時間の使い方を学ばせてもらえたのが浪人期間の1つの学びかと思います。
1年間という長い期間1つのことに打ち込んだ
目標の達成のためにやるべきことを逆算して1年間挑戦したのが浪人期間ですよね。
他人の経験してないことは財産になる
在学期間に経験したことを思い出す
2年間に経験したことを思い出す
ツラかったこと、乗り越えたこと、必ずある
2浪している時点で少し変わってる
僕自身、人とは少し変わっている自覚はあります。
つまり、2浪したこと自体が財産
入社までの半年間で差をつける
【入社後】仮面浪人が新卒を迎えてからは?
【入社後】
2浪は何かと苦労することや、気に病むことが多いです。
それは大学時代だけでなく、社会人になってからも同じことです。
現役生と比べると、2歳も年を食ってしまっているので仕方のないことですが、事前に危険は回避しておきたいものですよね。
そこで今回は、これから新卒を迎える2浪内定生に向けて、2浪新卒が1年目で苦労することをお伝えします。
この記事を来年の4月からの社会人生活の参考にしていただけたら幸いです。
2浪新卒が1年目で苦労すること
2浪新卒が1年目で苦労することは、以下です。
【1】入社直後にアラサーの仲間入り
【2】飲み会の場で、年齢の話題になった時の戦慄
【3】入社して間もなく、怒涛の第2次結婚ラッシュ
【1】入社直後にアラサーの仲間入り
これは誕生日がいつかにもよりますが、誕生日が早い方は1年目の新卒研修中にアラサーの仲間入り(25歳はもうすでにアラサー)をしてしまいます。
この焦りは思ったよりも大きいですよ。
【2】飲み会の場で、年齢の話題になった時の戦慄
配属が決まったときの歓迎会に始まり、部署が決まったときの歓迎会、先輩・上司が退職されるときの追い出し会、異動社員の歓迎会など、会社ではしばしば飲み会が開催されます。
目安としては、月に1回くらいのペースです。
その際、必ずといっていいほど話題に上がるのが「年齢」にまつわる話題です。
こちらから話題に出すことはなくても、どこかしらから自然と生まれてきます。
「皆さん、なんでそんなに年齢のことを気にしているの?」と問いたいくらい。
【3】入社して間もなく、怒涛の第2次結婚ラッシュ
2浪新卒は、入社して間もなく怒涛の第2次結婚ラッシュを迎えます。
Facebookやインスタのタイムライン上には、結婚式に関する投稿が続きます。
第一次結婚ラッシュが20歳~21歳頃と考えれば、第二次結婚ラッシュは24歳~25歳になります。
ちょうどこの時期は、大学を現役で卒業した人からすれば社会人になって3年目。
仕事にも慣れてきた時期で「そろそろ結婚しよう」と、学生時代から長年付き合っていた恋人と結婚する人は少なくありません。
入社してまもない2浪新卒は、これが応えます。
学生結婚などをしていれば話は別ですが、やっと社会人になったばかりの2浪新卒には目の前の仕事のことで頭がいっぱいで結婚のことなど考えている余裕なんてありません。
「また一歩遅れを取ってしまった…」という気持ちになります。
それでも僕たちは、強く生きていかなければならない
それでも、僕たちは2浪新卒として強く生きていかなければいけません。
2浪したことをどんなに後悔しても、その2年間は返ってきませんし、現状が変わる訳でもありません。
2浪新卒は、強みを生かそう
2浪新卒の強みといえば「人生経験が長いこと」と「人生に焦りを感じていること」かと思います。
経験は、財産です。2浪したことは「2年、時間をロスした」ととらえられがちですが、その2年の間になにかを学んだことは確かです。
とくに、先の人生への焦りは大きな力になります。人間は、現状に不満を感じていなければ変わろうとしないようにできています。
その現状に対する焦りを行動に移しましょう。
行動する先は、なんでもいいです。
自分の興味のあることで、将来が明るくなりそうなことに向かって動けばいいんです。
僕は、ブログを書いています。
いつかは、ブログの広告収入やアフィリエイト収入によって、ブログでご飯を食べられるようになったらいいなと思っています。
ブログを始めた当時は信じられないことでしたが、今ならあながち無理なことではないと確信しています。
あなたのやりたいことは、何ですか?
仮面浪人の就活でのアピールポイントは?
ありません。
話題に出さないが吉です。
聞かれた質問にだけ答えるようにするといいでしょう。
【おまけ】中退・留年は、どうか?
最後に
仮面浪人は就活にどう影響するかについてお伝えしました。
いかがだったでしょうか。
仮面浪人をした人にとって最大の難関は「なんで仮面浪人したの?」という質問にいかに答えるかになります。
逆に、この質問にうまく答えることができれば就活は安泰。かつて仮面浪人をくぐり抜けてきたあなたなら、きっと大勝利をおさめることができるかと思います。
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色々な企業を見てほしい
2浪をして大学に入ってから世界が広がったように、学生から社会人になる
タイミングでも一気に世界が広がる。
色々な職種や働き方を見ておかないと損
大学に入ってからも、意外な大学の仕組みや制度を知ることもあった
仮面浪人・二浪を通して、色々なことを学んだかと思います。
実は、今の自分から見て『無駄だった』と思うということは、すなわり自分が浪人時代と比べて成長した証拠であるといえます。
成長していなければ、無駄だったとは思わないはずですから。
浪人時代に自分が何を考えてどういった行動を意識していたか思い出して、今の自分を支える大事な要素だと考えてみてください。
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すいません二浪は就職不利で
なぜ浪人は不利じゃないのでしょうか!