【色】の英語表現一覧|名前、種類、略称、慣用句、日本語との違い



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英語を勉強していると、日本語とは色の表現の仕方が微妙に違うことに気が付きます。

代表的な例でいえば、日本語の「青」=英語では「Green」であることです。青信号は「Green Light」といいますし、青りんごは「Green Apple」といいます。

このように、英語と日本語には色を表す表現に若干の違いがあることがわかります。

そこで今回は、英語と日本語の色彩表現の違いについてまとめます。





 

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色の英語表現

まずは、日本語の色々な色は英語でなんと言うのかを見ていきましょう。

基本色の英語表現

まずは、基本となる色から。

基本色の英語表現

●白=white

●黒=black

●赤=red

●青=blue

●黄色=yellow

●緑=green

●オレンジ=orange

●ピンク=pink

●紫=purple

●茶色=brown

●灰色=gray

知っておきたいの英語の色表現

知っておきたいの英語の色表現

●金= gold

●銀=silver

●水色= sky blue

●濃紺= navy blue

色の略称(英語)

英語では、英語を略称で表すことができます。

英語の色の略称

●黒 ⇒ black ⇒ BK

●白 ⇒ white ⇒ WHT

●青 ⇒ blue ⇒ BL

●赤 ⇒ red ⇒ RD

●黄 ⇒ yellow ⇒ YL

●緑 ⇒ green ⇒ GN

●橙 ⇒ orange ⇒ OR

●桃 ⇒ pink ⇒ PK

●灰 ⇒ gray ⇒ GRY

●金 ⇒ gold ⇒ GD

●ベージュ = beige = BEG

●濃紺 = navy = NAV

●透明 ⇒ clear ⇒ CL

略称は、頭文字2文字か3文字で表します。

略し方のポイントは、単語から母音を取り除くこと

母音をのぞいて2文字で表せる単語は2文字、3文字必要な単語は3文字になります。

色の形容詞

ちなみに、薄い色を表すときには「light」、濃い色を表すときには「dark」を使います。

(例)light blue = 水色、dark blue = 群青色

英語と日本語の色の表現のちがい

ところで、英語の色で日本語と使い方がちがうものってありますよね

英語と日本語の色彩表現の違い

青信号  ⇔ green light

青リンゴ ⇔ green apple

青二才  ⇔ greenhorn

白髪   ⇔ gray hair

黒目   ⇔ brown eyes

ピンク映画 ⇔ blue film ( movie)

※ちなみに、下ネタは「blue jokes」

※ちなみにblack eyesと言った場合、日本語にすると “青アザ”

特に、日本語の “青” は英語では基本的には “green” で表されているみたいです。

 

こちらのサイトに、日本語の青と英語のgreenについては詳しく書いてありました。

「そもそも」という話なんですけど、江戸時代よりさらにもっと、もっともっとさかのぼると、日本語には「緑」がありませんでした。4色(アカ・クロ・シロ・アヲ)がすべての原色という考えでした。

これらの色は「赤い」「黒い」「白い」「青い」という言い方ができますが、他の色、例えば緑いや黄い(黄色いとは言いますけど)、紫いとは言わない言葉たちということでも上の4色が日本語に深く根ざしているのがわかりますね。

実はこの「緑がない言語」は日本語だけでなくて東アジアなど漢字を使う言語や、インド・アフリカ・マヤ語など世界中にあります。
それらの言語では「明るい緑」は「青」で表現されたり、「暗い緑」は黒と呼ばれ「暗い色」として表現されていたそうです。

そして面白いのは、「緑がない言語」の多くが「赤道直下」の言語らしく、日本語がどこから伝わってきたのかルートを辿る1つの手がかりになるかもしれないそうです。

それが今でも「青リンゴ」「青信号」「青二才」「青々と茂る」と言った言葉として残っているわけですね。

そういうちょっと違った、ひねくれた?視点から言葉を学んでみると、いろんな発見があって楽しいかも知れませんね。

(『日刊英語ライフ』から引用)

これを見てふと、きしん君がこの前言っていたことを思い出しました。

色の数というのは、その人の話す言語にその色があるかないかによって決まるらしい。」

日本語に虹色(赤・橙・黄・緑・青・藍・紫)があるからと言って他の言語にも必ずしもあるとは限らないらしいです。

 

中には、白と黒しか色がない国もあるらしい。

これと同じ原理で、元々緑がなかった日本語と英語は色の表現の仕方が若干ちがうみたいです。

色をつかった英語の慣用句

日本語にも、色をつかった慣用句は多くありますが、英語にも色をつかった慣用句があります。

代表的なものは、以下です。

色をつかった英語の慣用句

【1】white lie(たわいもないウソ)

【2】white as a sheet(真っ青な)

【3】the white flag(白旗、降伏)

【4】feel blue(ブルーな気分)

【1】white lie(たわいもないウソ)

直訳をすると「真っ白なウソ」です。

英語の「White」には、日本語と似たように「純白の」「純粋な」といった意味があります。

そのため、悪意のない・ささいなウソのことを英語では「White lie」といいます。

【2】white as a sheet(真っ青な)

日本語では、体調がわるい人の顔は「真っ青」と表現しますが、英語では「White as a sheet(シーツのように白い)」といいます。

日本語でも「顔面蒼白」とはいいますね。英語では、青より白が強調されるんです。

【3】the white flag(白旗、降伏)

ここは、日本語と同じですね。日本語でも降参することを「白旗をあげる」といいます。英語でも「White falg=降参」という意味です。

【4】feel blue(ブルーな気分)

こちらはも、日本語と同じ表現の仕方をします。英語においても「青=憂うつなイメージ」を持ちます。

最後に



英語と日本語の色彩表現の違いについてまとめました。

いかがだったでしょうか。

英語と日本語の色彩表現の違い

青信号  ⇔ green light

青リンゴ ⇔ green apple

青二才  ⇔ greenhorn

白髪   ⇔ gray hair

黒目   ⇔ brown eyes

ピンク映画 ⇔ blue film ( movie)

※ちなみに、下ネタは「blue jokes」

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2018年6月18日
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