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以下、ネタバレありなので気をつけてください。
『インセプション』ラストシーンは夢か現実か
大学3年のときに一度見て、今日また見てみたけどやっぱり面白かったです。
前見たときよりも設定をはっきり捉えられて、疑問点は残りませんでした
話の前提となる設定は下記の通り。
現実:飛行機
夢第1層:バンのチェーシングと橋からの転落
夢第2層:ホテルのエレベーター
夢第3層:資産家が最期を過ごす雪山の病院
夢第4層:コブ夫婦が作った世界。資産家の息子ロバートをモルが隠す
夢第5層:斉藤がコブを待つ城。映画冒頭の場所も同じ
今回気づいたのは(前見てから忘れてたのは、かもしれないが)、キックによる起床はその層での刺激(着水)だけでなく、一つ下の層での死による刺激でも代替可能ということ。
このルールを利用して、第4層での転落死のショックを利用して、第3層で資産家の息子ロバートが目覚めました。
前回見終わった時に判断がつかなかったことです。
ラストシーンでコブが現実世界に帰ってこられたのかどうかという問題は、戻ってこられたのだと思った。
仕組みとしては、第5層で出会ったコブと斉藤は、第5層最後のシーンで写った斉藤の銃を使って自殺し、そのキックで第4層で起床。
第4層で斉藤は1度も描かれていなかったが、第3層で夢の共有をする装置を使ったものとして、第4層にいたとする。
そして、第4層で目覚めたらすぐ転落死なりでまたコブと斉藤は自殺し、第3層の雪山に戻る。(もしくは第3層の雪山病院の崩壊がキックとなり、第4層の夢から覚める)
次に、同じ原理で第3層で自殺するか、第2層のエレベーターキックかによって、第3層の夢から目覚め、第2層のホテルに戻る。
そして、また同じく第2層で自殺もしくはバンの着水によるキックで第1層に戻る。
最後に、第2層での溺死か第1層での睡眠薬切れかによって現実に戻る。
このやり方でコブは現実に戻ったと考えられる。
飛行機や空港、教授との会話、子どもの顔が見えることからも、現実なのだろうと推測できる。
ただ、気がかりなのは回り続けそうなコマのトーテムで、
最後の方のシーンは全て仮の夢で第6層(限りなく現実っぽくてそうではない夢)という解釈も成り立つ。
だから、どちらと思うかは解釈次第。
だけど、最後コブや斉藤以外は確実に現実で目覚めたはずだから、
もし夢オチだとしたら最後のシーンは現実部分と夢の第6層部分が混じっていることとなり、少々お茶を濁したような終わり方になる。
だから、ノーラン監督も現実に戻れた終わり方で、若干夢っぽさも持たせた、くらいの感覚だと思う。
同監督の『セブン』という映画も完璧な幕引きが大好きな人が作った終わり方だと思う。
思えば『メメント』もどんでん返しがありつつ完璧だった。
純粋に楽しむつもりが、いつの間にか課題感を持って謎解きに挑んでた (笑
インセプション [ レオナルド・ディカプリオ ]
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