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ハーフパイプ大好き人間です。
とはいっても、前々回の2010年バンクーバー五輪で初めてショーン・ホワイトを見て感激したものの、それ以来遠ざかっていたにわかです。
そんな私ですが、今回の2018年平昌五輪は男子ハーフパイプの決勝を録画して、全て見ました。
その私が感じた、舞台裏をお届けしたいと思います。
結果
まず全体的な結果ですが、次のようになりました。
1位 ショーン・ホワイト(米国) 97.75
2位 平野歩夢(日本) 95.25
3位 スコッティ・ジェームス(オーストラリア) 92.00
…
7位 片山来夢(日本) 87.00
…
11位 戸塚優斗(日本) 39.25
※決勝12選手参加
前回までのオリンピックと違い、決勝で3本滑り、そのうち最も得点が高かったものが記録になる方法でした。
※前回までは2本
なお、採点の対象は技の難易度・完成度・高さになります。
舞台裏
ショーン・ホワイトに”若干”甘い採点?
これは解説のプロスノーボーダー・中井孝治さんが仰っていたのですが、ショーン・ホワイトに少し甘い採点だったかと思います。
(具体的には、ホワイトの得点が出たときと、平野の得点のときの差を指摘していました)
ショーン・ホワイト選手
平野歩夢選手
中井孝治さん
ハーフパイプはフィギュアスケートなどと違い、5~7回の技を総合的に評価して6名の各審査員が100点満点で評価し、そのうち最高得点と最低得点が除かれるシステムになっています。
しかし、得点の出し方は「転倒で-20点」「手をついたら-9点」などはあるものの、詳細は審査員の感覚に任せられているのが現状です。
そのためか、審査員の中で2~3点程度のズレは常に発生していました。
しかし、だからといって、フィギュアスケートのように「この技で何点」などと決めづらい側面があるのも事実です。
これは次の章で解説します。
「スタイル」の評価の難しさ
次のポイントは「スタイル」の評価の難しさでした。
これは「何回ひねったか」という見た目の分かりやすさではなく、「後ろ向きに着地するのって難しいよね」とか「ボードの端のほうをグラブするのは難しいよね」といった「実は難しい」つまり「渋い」ポイントを攻めることです。
これもしっかり評価されるのですが、やはりホワイトや平野のように大技を繰り出す選手が90点台後半を出せるのに対して、スタイル中心の選手は90点程度が最高と、開きがあるようでした。
なぜこのようなことが起きるかというと、やはり前述の「審査員の感覚で決めている」部分が大きいからだと思います。
というのも、競技には次のようなイメージがあると思います。
フィギュアスケートは美しさ
ハーフパイプはカッコよさ
なんとなくですが、「カッコよさ」のほうが感覚ベースなんですかね?
戸塚選手転倒に解説・中井さん声を殺して泣く
私が最もお伝えしたいのはコレです。
戸塚選手が決勝2本目の際に、リップ(ハーフパイプのフチ)に引っかかり、大転倒しました。
戸塚優斗選手
その後、担架で運ばれ、3本目は滑れませんでした。
その怪我をしたシーンで、解説の中井さんが話さなくなりました。
すると実況の方が、こう話したのです。
実況:中井さん、戸塚の気持ちをどのように考えますか。
中井:…
実況:中井さんは声を殺して泣いています。言葉にならない思いを感じます。実況はプロスノーボーダーの中井さんでお送りしております。
私は、これを聞いて泣いてしまいました。
悔しかったろうな、と。
そして、こんなにも危険なスポーツなんだと改めて思いました。
今回チャンピオンのホワイトも顔面に62針縫った一生治らない傷がありますし、銀の平野も転落で左ひざ靭帯と肝臓を損傷して、1cmずれていたら死んでいたという怪我を去年負いました。
それほど壮絶な競技なんです。
観客はそれをある意味冷やかすように囃し立てる。
なんだか歪んだ構造だなと思いました。
プロレスを見ていても思うのですが、本当に身体を張って行うスポーツの厳しさを感じます。
事実、ホワイトも平野も戸塚の転倒を目の当たりにしたあとに、今回の記録を叩き出しました。
並のメンタルじゃムリですよね。
スポーツ選手をとても尊敬しました。
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