Warning: Trying to access array offset on value of type bool in /home/willcom7/will-kishin.com/public_html/wp-content/plugins/wp-word-count/public/class-wpwc-public.php on line 123
こんにちは、B’z Brotherのきしんです。
今回は、そもそもB’zってなんでこんなすごいのか、それを全くB’zを知らない人にも分かるようにご紹介したいと思います。
B’zとは
B’zとは日本のロックバンドです。
ロックユニットと言われることもありますが、二人はロックバンドと自称しているそうです。
来歴
もともと松本さんがTM NETWORKのサポートミュージシャンなどとして、ギタリストデビューをしていて、「自分が前に立ってギターを弾きたい」と思い、ボーカルを募っていたところ、若手のボーカリストだった稲葉さん(当時大卒3年目)の音源を聞き、顔写真を見て、セッションしたのがきっかけだそうです。
よく言っているエピソードは「B’zはまだはっきり結成していない」ということで、結成を宣言したことはないそうです。
B’zの由来
B’z(ビーズ)は、もともとA’z(アズ)という名前にしようとしていたらしいです。
A’zはつまり「A to Z」ということで、様々なジャンルの楽曲にチャンレンジし、色々な人から聞いてもらえるようなバンドにしようという願いが込められていました。
しかし、A’zだと病気のAIDS(エーズ)と間違えられるからやめようという話になり、Aを抜かして「B」から始めたそうです。
よくよく考えてみたら、よくそのときに「じゃあ他のところから名前を考えよう」としなかったですよね。
ある種テキトーな人たちなのかもしれません。
・発音について
よく「ビ→ズ」(「用事」と同じイントネーション)と言われますが、本人たちは、正しくは「ビ↗ズ」だと言っています。
(「稽古」と同じイントネーション)
ただし、「好きなように呼んでくれたらいい」とも言っているので、ファンもそこまでカリカリ「本当は発音「ビ↗ズ」だからな!」とか言わないでいいと思います。
(私はカリカリ言いますが、それは冗談です)
メンバー紹介
B’zは2人組だとご紹介しましたが、まずボーカルの稲葉さんがシンボリックだと思います。
稲葉浩志
・呼び名
稲葉浩志、通称「稲葉さん」ですね。
作詞・作曲の名義は、以前「稲葉浩志」でしたが、最近は「KOSHI INABA」です。
外国人のバンドメンバーなどからは「KOSHI(コーシ)」と呼ばれています。
ちなみに、稲葉さんは自分の職業を「B’zのボーカリスト」と言っています。
・担当パート
基本的にはボーカル、そして全ての曲の作詞を担当します。
他に、ライブではブルースハープ(ハーモニカ)を使うことが多いです。
いつも使うのは「Don’t Leave Me」の前奏ですね。
他には、ギターを弾いたりします。
B’zでは基本的に松本さんがエレキ・ギターを弾くので、稲葉さんはアコースティック・ギターが多いです。
「ALONE」とか「Easy Come, Easy Go!」で披露することが多いです。
あと、「ALONE」ではピアノを披露したこともあります。
出典:B’z / ALONE
松本孝弘
もう1人のメンバーは、B’zのギタリスト、松本孝弘です。
・呼び名
基本的にはファンも「松本さん」ですね。貫禄があります。
他には親愛をこめて「まっちゃん」と呼ぶときもあります。
「恋心(KOI-GOKORO)」では「松本に相談しようか」の下りのところで、バックコーラスが「まっちゃん まっちゃん」と言っています。
出典:B’z/恋心(KOI-GOKORO)-LIVE-GYM 2001-ELEVEN-
作曲名義は「松本孝弘」→「TAK MATSUMOTO」に変化し、外国人メンバーからはそう呼ばれます。
最近の稲葉さんのメンバー紹介でも「ギター!タックマツモト!」と紹介されることが多いです。
・担当パート
松本さんの担当は、基本的にエレキ・ギターです。
「いつかのメリークリスマス」などエレキがない曲では、アコギを弾いています。
他にも、「RED」ではバンジョーを弾いたりと、弦楽器ではかなりマルチのようです。
出典:B’z / RED
そして、最も重要なのは、B’zの曲の全てを作曲しているということです。
ギタリスト、作曲家、そして実はB’zのリーダーなんですよ!
CDセールスがすごい
それでは、本題に入りたいと思います。
ビーズの何がすごいのか、それはずばりCD売上だと思います。
「何か」がすごいから、売上がすごいということだと思うのですが、その「何か」は置いておいて、まず売上がとにかくすごいんです。
日本で最も売れたアーティスト ランキング
- B’z(8600万枚)
- Mr.Children(5912万枚)
- AKB48(5231万枚)
- 浜崎あゆみ(5200万枚)
- サザンオールスターズ(4894万枚)
- DREAMS COME TRUE(4333万枚)
- L’Arc~en~Ciel(4000万枚)
- 布袋寅泰(4000万枚)
- GLAY(3800万枚)
- ZARD(3745万枚)
※B’zの稲葉さんはソロで363万枚、松本さんは226万枚売り上げているので、それを合わせると9190万枚になります。
※Mr.Childrenの桜井さんはBank Bandで104万枚売り上げているので、それを合わせると6016万枚になります。
※サザンオールスターズの桑田さんはソロで1260万枚を売り上げているので、それを合わせると6154万枚で2位になります。
AKB:AKB48グループ・坂道シリーズ CD売上推移一覧
結局、音楽をビジネスと捉えたとき、成功の定義は「売れたかどうか」です。
数字でしっかり表れるこの指標で、B’zは圧倒的な成果を出しています。
収入もすごい
CDが売れたら、当然その分収入も入ります。
稲葉さんはソロで松本さんよりもセールスがすごいので、2003年の長者番付(高額納税者ランキング)では3億926万円の納税(推定8億4260万円の収入)で80位と、芸能界唯一のランキング100位以内を記録しています。
これはすごいですよね。
AKB48がこのままの勢いでCDシングルを売っていたら、いつかCD売上枚数は抜かれるかもしれませんが、金額面では安いシングルを売るAKBはB’zを抜くことがないと思います。
(現代ではCDの売上だけで測ることもナンセンスだとは思いますが)
全盛期を過ぎても売れる曲を作るからすごい
B’zはCDの売上ランキング1位だとご紹介しましたが、それとは違ってすごい記録が、連続記録です。
B’zは5枚目のシングル「太陽のKomachi Angel」で初登場1位を記録して以来、53作目の最新シングル「声明/Still Alive」まで連続49回のシングル1位記録を持っています。
また、オリジナルアルバムも4枚目の「RISKY」から最新20枚目の「DINASOUR」まで、連続17回のアルバム1位記録を持っています。
これがそこらの大御所アーティストとは別格な理由です。
一度最盛期を作った後、その後失速してしまうのはB’zを含め誰しもそうですが、B’zは失速しても1位を守り続けるからすごいんです。
・Mr.Childrenとの比較
私の大好きなMr.Childrenでさえ、2014年のシングル「足音~Be Strong」で、Sexy Zoneに抑えられ、久々に2位になり、シングル連続1位記録は30作で途切れました。
※最近のCD1リリースあたりの売上はB’zよりむしろミスチルの方が大きいので、出したタイミングの問題でもあります。
・B’zの全盛期はいつ?
B’zの全盛期は「LADY NAVIGATION」を出した1991年あたりから、「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」や「裸足の女神」を出した1993年、「LOVE PHANTOM」を出した1995年だったと思います。
・全盛期を終えても出した名曲たち
しかし、すごいのがここからで、2000年にはキムタク主演ドラマ「Beautiful Life」の主題歌「今夜月の見える丘に」が大ヒット、2001年には世界水泳のテーマ曲「ultra soul」で再びB’zリバイバルを巻き起こします。
その後、何度も爆発を繰り返し、2005年には「愛のバクダン」、2006年にはコナンの主題歌「衝動」と再び山を作ります。
出典:B’z / 愛のバクダン
そして、何と言っても2009年の「イチブトゼンブ」は大ヒットして、若い世代にもB’zのよさを伝えることができました。
(当時中学生だった妹がこの曲を期にB’zを聞き始めてくれたのが嬉しかったです)
2015年にはドラマ「学校のカイダン」主題歌の「有頂天」がまたヒットして、若い世代に定着しました。
出典:B’z / 有頂天
正直、ここまで長生きなアーティストは本当に珍しいと思います。
稲葉さんの高音での歌唱力がすごい
それでは、B’zの売上を支えている実力とは何なのか、まず一番分かりやすいのは稲葉さんの歌唱力だと思います。
この動画は、それがよく分かるものです。
稲葉さんの歌声の特徴は、突き抜けるようなシャウトです。
高音を惜しげもなく出しまくるのに、ほとんど喉が枯れることがありません。
そして、ロングトーンも得意とする安定感があります。
その他も含めた超絶ライブパフォーマンスはこちらの記事にまとめております。
ちなみに、枯れてもこんなもんです。
「明日また陽が昇るなら」(ライブ終盤)
特徴的な突き抜ける声
また、初期は声がくぐもった感じだったのですが、歳を重ねるうちに突き刺さるような尖った声になりました。
この「声」の特徴もB’zの人気を支えている一因だと思います。
「もう一度キスしたかった」はその違いがよく分かる曲です。
・初期
・現在
出典:B’z – もう一度キスしたかった (LIVE 2008)
歌唱力ランキングの上位常連
また、音程も安定していて、よくあるネットの歌唱力ランキングでは、こんな感じで常に上位にランクインしています。
周りは本当に名だたるアーティストばかりですよね。
ちなみに、私の主観ですが、この中だった久保田利伸、デーモン小暮閣下、Misia、玉置浩二、Superflyなどがすごいなと思います。(他の方は単純に聞かないだけかもしれません)
S
美空ひばりAAA
稲葉浩志、久保田利伸、前田亘輝、デーモン小暮閣下、人見元基、田中昌之、Jaye公山、小野正利、Misia、露崎春女、吉田美奈子、大橋純子、浜田麻里AA+
飛鳥涼、中西圭三、布施明、松山千春、鈴木雅之、錦織健、村下孝蔵、尾崎紀世彦、山口祐一郎、今井清隆、横山輝一、ジョー山中、ちあきなおみ、越路吹雪、八神純子、高橋真梨子、夏川りみ、岩崎宏美、吉田美和AA
山下達郎、杉山清貴、玉置浩二、松崎しげる、岡本知高、佐藤竹善、細川たかし、坂元健児、山田雅樹、Silky藤野、中西保志、森川之雄、根本要、アルベルト城間、黒猫 (陰陽座)、森川美穂、鈴木聖美、Superfly、越智、alan、Leyona、マリーン、小柳ゆき
・ライブでもCDと全く音程がずれない
今は著作権侵害で消されてしまった「【比較動画】今夜月の見える丘に」というのがあるのですが、これは右からCD音源、左からTV音源が聞こえるという動画で、あまりに全く同じに聞こえるのが話題になっていました。
松本さんの作曲センスがすごい
稲葉さんを褒めたので、次は松本さんに行きたいと思います。
松本さんはギタープレイももちろんすごいです。
しかし、私はそれ以上に作曲センスがすごいと思います。
松本さんは、ギタリストのラリー・カールトンとコラボレーションしたアルバム「Take Your Pick」で世界最高峰の音楽賞、グラミー賞を受賞したのです。
2014年のポップ・インストゥルメンタル・アルバム賞でした。
これは松本さんの作曲センス・ギターセンスが世界に認められた証拠です。
B’zの世界的な評価がすごい
また、B’zは2007年にハリウッド・ロックウォークで日本人初の殿堂入りを果たしたアーティストでもあります。
全アーティストの中で176組目と数少ないわけではありませんが、日本人から選ばれたことがすごいんです。
松本さんのオマージュ力がすごい
B’zはよく「パクリアーティスト」と言われます。
それは、B’zの曲が、他の曲によく似ているからです。
作曲担当の松本さんはそれに対して「遊び心でやっているだけで、分かったらそれでいいし、分からなかったら新しい音として紹介できたことを光栄に思う」とポジティブ発言をしていました。
気になる方はこちらの動画を見てみてください。
実際、メチャクチャ似てます!
売れたきっかけの「Bad Communication」もパクリと言われているので、
「B’zはパクってなかったら売れてない」と言われます。
私の意見としては、その通りだと思います。
でも、パクって、いい曲を作って売ったら聞かれるんなら、それでいいんではないでしょうか。
これも才能ですよ。
曲の構成力がすごい
松本さんのすごいところは、独創的な曲の展開を作り出すことです。
特に有名なのがこの2曲です。
・LOVE PHANTOM
「クラシック→ロック→オペラ」の展開が斬新で、
もともと稲葉さんのドラキュラに扮した落下アクションのために作られた曲ですが、そんな遊びの曲がB’z史上最も売れた曲になりました。
・Calling
「ロック→バラード→ロック(再)」の流れで最後にロックに戻ってくるところが激しくて、とてもカッコイイです。
テレビ出演も全力ですごい
B’zはよくMUSIC STATIONに出るのですが、たまに異次元のパフォーマンスをして、観客を置き去りにします。
有名な2回の出演をまとめておきます。
- Calling
このときの稲葉さんは明らかに風邪気味で声が出ていませんが、それでも最後の特別アレンジの後奏で超人のシャウトを連発しています。
- Spirit Loose
こちらはもともと歌詞のない曲なのですが、シャウトの音声は入っているという普通ではない曲で、それを普通ではないままテレビでやってしまったときのものです。
これだけテレビでも全力なバンドがいるのに、最近のバンドは口パクしたりすることもあって悲しい限りです。
松本さんのソロでの活動もすごい
松本さんのソロ曲で特に有名なのは、「#1090 ~Thousand Dreams~」でしょう。
ミュージックステーションのメインテーマとして定着していて、これがある限り、松本さんのメロディーは若い世代にも届いているんだと思えて安心します。
稲葉さんのソロ活動も売れててすごい
作詞と作曲ってどちらがすごいと思いますか?
実際甲乙つけがたいものだと思うのですが、どちらもやるのは並外れた才能が必要です。
その点、B’zの二人はそれぞれ自身で作詞作曲している曲があります。
特に稲葉さんはソロでも並外れたセールスを記録していて、松本さんのグラミー賞にも引けを取りません。
このOkayなんかは、聞いたこともあるのではないでしょうか。
出典:稲葉浩志 / Okay
稲葉さんがストイックですごい
稲葉さんの歌唱力がすごいことはご紹介しましたが、それを支えているのが稲葉さんのフィジカルです。
稲葉さんの肺活量は8,000ccで、成人男性の2倍以上と言われています。
だから、どんなにライブで走ってロングトーンをしても息が切れないんですね。
趣味はランニングだそうで、そのストイックさが分かります。
稲葉さんの身体の鍛え方はすごくて、一度服を脱ぐとその筋肉に魅せられます。
松本さんがギブソンのシグネチャーモデルを出していてすごい
松本さんは世界的ギターメーカーで、シグネチャーモデル(個人名入りの特別モデル)を出しています。
それがこの「Tak Matsumoto 1959 Les Paul」です。
ライブでもよく使っています。
これはなかなかすごいことで、これまでシグネチャーモデルを作ってもらえたのは、史上で4人しかいませんでした。
そこに5人目として、また、初めてのアジア人として松本さんのためのギターが作られたのです。
歴史的快挙ですね。
稲葉さんもブルースハープのシグネチャーモデルを出していてすごい
これには稲葉さんも負けていません。
稲葉さんはブルースハープのシグネチャーモデルを出しているのです。
その名も「Koshi Inaba Signature Blues Harp」です。
これもHOHNER(ホーナー)社製で世界5番目だそうで、奇遇にも松本さんの5番目と同じ順番ですね。
稲葉さんの英語力がすごい
稲葉さんは実は数学の中・高教員免許を持っているインテリなのですが、昔は作詞も全部英語で行っていたというほど、英語が堪能です。
こちらがハリウッド・ロックウォークに殿堂入りしたときのインタビューです。
松本さんも英語で話していますが、やはり稲葉さんは流暢です。
B’zは英語の曲も数多く出していて、アメリカのロサンゼルスなど、海外でのライブも敢行しているので、それがアメリカでの評価にもつながっているのだと思います。
・B’zの英語歌詞の曲一覧
Real Thing Shakes
Brighter Day
FRICTION
出典:B’z FRICTION
DEVIL
もともと日本語歌詞だったものを英訳してリリースしたものも多数あります。
Home
※動画が見つかりませんでした。
Into Free -Dangan-
Love Bomb
Ultra Soul
発音も変な訛りがなく、流暢ですよね!
※英語詞の曲は他にも多数あります
いかがでしたか。
ここまでご紹介すれば、B’zがいかにすごいか、分かって頂けたのではないでしょうか。
是非B’zを好きになってくださいね!
はじめまして。
今頃ですが…名前の由来の点で、最初はA’z(アズ)で、エーズに読み間違えられてAIDSと読みが一緒になってしまうから「じゃあAの次はBだよね」ってことでB’zになったと聞きましたが…諸説あるのでしょうかね…?
一応気になりましたのでコメントという形で書かせていただきました。
えふさん
この度は記事の閲覧ならびにコメント、ご質問ありがとうございます。
頂いた説は、記事にも書いている通り、定説のようで、本人たちも「僕らの音楽」やファンクラブ会報誌などでそのように発言しています。
※読みは「アズ」だったという点は私の認識が誤っていたので訂正しました。
Wikipediaを見たのですが、他にもいくつか説はあるものの、松本さんによると「昔はいい加減に答えていた」そうですね。
こんな由来も、昔本人が語ったことがあるそうです。
・ハチ(bee)の群れ
・ギターとボーカルそれぞれAceが集合ということでAを選んだが、A’zは発音しにくかったから
・BeatlesのB、Led ZeppelinのZでB’z
https://ja.wikipedia.org/wiki/B%27z#%E3%83%A6%E3%83%8B%E3%83%83%E3%83%88%E5%90%8D
ご参考になれば幸いです。