転職するべきかの判断ポイントは?定番の3つを解説



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きしん
こんにちは、ウィルときしんのきしんです

昨今、転職市場が空前のブームとなっています。

転職したい!だけど、転職するか、現職を続けるかで悩んでる…

という方が増えているんです。

そこで今回は、なぜ転職を悩む方が増えているのか、働き口はあるのかというところから話を始めて、

転職すべきかの判断基準、よくある転職の失敗例をまとめていきたいと思います。

この記事を読み終わったときには、頭が整理されてご自身がどうすべきかがわかるはずです!




 

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転職したい人の理由ランキングTOP10

まず、世の中の人たちはなぜ転職を考えるのか見てみましょう。

転職サイト大手のdoda(デューダ)が行った「転職理由ランキング2018」では、以下のようなランキングになっています。

※2017年4月~2018年3月の間に転職活動をした約8万人のデータを用いています。

▼転職理由ランキング2018 TOP10

順位 転職理由(1つだけ) 割合
1位 ほかにやりたい仕事がある 14.90%
2位 会社の将来性が不安 10.70%
3位 給与に不満がある 10.50%
4位 残業が多い/休日が少ない 8.20%
5位 専門知識・技術を習得したい 5.10%
6位 幅広い経験・知識を積みたい 3.80%
7位 U・Iターンしたい 3.80%
8位 土日祝日に休みたい 3.30%
9位 市場価値を上げたい 3.30%
10位 会社の評価方法に不満がある 3.20%

最も多いのは「ほかにやりたい仕事がある」、次に「会社の将来性が不安」、3位に「 給与に不満がある」が続きます。

根底の思いとしては「やりがい」を求めていて、それに加えて「会社の先行き」や「給料への不満」が転職の意志を下支えしているようですね。

これに加えて経年変化を見ていくとこちらのようになります。

▼転職理由の経年変化(10年分)

大きな傾向としては、まずリーマンショックのあった2008年時には最も高かった「会社の将来性が不安」がどんどん下がっていることがわかります。

その代わりに、「ほかにやりたい仕事がある」や「給与に不満がある」「残業が多い/休日が少ない」など、やりがいや就労条件を求める理由が上がっていることですね。

ちなみに同じランキングの11位~40位は以下のようになっています。

▼転職理由ランキング2018 TOP11~40

順位 転職理由
11位 雇用形態を変えたい
12位 業界の先行きが不安
13位 不規則な勤務が不満
14位 人間関係がうまくいかない
15位 転勤したくない
16位 昇進が望めない
17位 家庭環境の変化によるため
18位 倒産/リストラ/契約期間の満了
19位 ノルマが厳しい
20位 顧客のためになる仕事がしたい
21位 経営が閉鎖的
22位 風通しが悪い(意見が言いにくい)
23位 女性が働きにくい環境であることが不満
24位 尊敬できる人がいない
25位 肉体的につらい
26位 社員を育てる環境がない
27位 けがや病気
28位 人と接する仕事がしたい
29位 裁量権のある仕事に就きたい
30位 ルーチンワークでつまらない
31位 個人の成果を評価してほしい
32位 和気あいあいとした雰囲気の会社で働きたい
33位 年功序列なのが不満
34位 離職率が高い
35位 企業がコンプライアンス違反をしている
36位 勤務スタイル(派遣常駐型)が不満
37位 チームで仕事がしたい
38位 成果主義の企業で働きたい
39位 マネジメントスキルを身につけたい
40位 スピード感についていけない

40位まで広げて見てみると、会社の問題、自己都合、会社と自分が合わないなど、転職には様々なパターンがあることがわかりますね。

参考:https://doda.jp/guide/reason/

 

転職しやすい時代!人手不足の現状

転職したい人の理由がわかってきました。

しかし、転職活動をするかどうかを考える前に、求人数は増えているのでしょうか。

有効求人倍率は年々上がっている

この記事をご覧になっている方の中には、まだ転職をするかどうか悩んでいる方が多いと思います。

そんな方に朗報です。

今は転職しやすい世の中になっているんですね。

その最たる指標が有効求人倍率です。

これは「有効求人数/有効求職者数」で出せる指標です。

「有効求人数」は今現在募集されている求人の数で、

「有効求職者数」はしごとが決まっていない方で、病気などになっておらず、すぐ仕事に就けて、就職の意思がある人の数です。

つまり、「仕事を探してる人1人に対して、働き口が何個あるか」が有効求人倍率なんですね。

https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000212893_00010.html

そしてその数が2009年(平成21年)にリーマン・ショックで0.47という、1950年台以来の最低値を記録した後、うなぎのぼりに上がり続けています。

2014年には1.00を超え、昨年の2018年は1.60となりました。

つまり、1人に1.6個のしごとがある状態で、非常に転職がしやすいんです。

ズバリ、今は「転職のチャンス」です!

2020問題と言われていて、オリンピックが終わったら好景気が一旦終わるとも言われているので、このチャンスはそう長く続きません。

 

業界別有効求人倍率~気になる音楽、エンタメ業界は?!

執筆中です。

転職するべきかの判断ポイント|定番の3つとは

転職が非常にしやすい環境だということがわかりましたね。

しかし、ここで浮足立ってしまわずに、一旦冷静になって「本当に自分は転職すべきかどうか」を考えてみましょう。

判断基準を3つ挙げますので、ご自身が当てはまるか考えてみてください。

当てはまるものが2つか3つならば現職に留まるべきでしょう。

逆に0か1つならば、転職すべきでしょう。

転職するべきかの判断ポイント①|現職にやりがいはあるか

転職したい理由の1番目に「ほかにやりたい仕事がある」と出てきたように、仕事のやりがいは最も大事な要素です。

一般的な傾向としてマーケティングやコンサルティングなどの業種や企画職に人気が集まるかと思いますが、やりがいはその人の価値観次第なので、十人十色です。

やりがいについての有名な話に、NASA(アメリカ航空宇宙局)の清掃員のお話があります。

遡ること50年、1961年にアメリカ大統領、ジョン・F・ケネディが演説の中で

10年以内に、人類初の月面着率を成功させる

と宣言しました。

これがかの有名なアポロ計画です。

その後ケネディ大統領は暗殺されてしまうのですが、その後を引き継いだのがジョンソン大統領です。

あるとき、ジョンソン大統領がアポロ計画の進捗を視察しに、ワシントンDCにあるNASAのオフィスを訪ねたと言います。

https://www.inc.com/melanie-curtin/want-cleaner-air-in-your-home-or-office-nasa-says-to-do-this.html

そのとき、NASAでは数日前から続いた嵐の後始末に追われていました。

ジョンソンは廊下を歩いているときに、モップを手に忙しく働く清掃員を見かけ、労いを込めて声をかけました。

君は、私が出会った中で最高の清掃員だ

すると、清掃員はこう答えたのです。

いいえ、大統領閣下、私はただの清掃員ではありません。

私はこのオフィスを掃除することで、人類を月に送ることに貢献しているのです。

このエピソードが指し示しているのは、NASAの全スタッフが人類を月に送るという目標のため、一丸となって働いていたことです。

さらには、掃除というありふれた、一見価値があまりなさそうな仕事であっても、当人の考え方次第ではとてもやりがいのある仕事に変わるという事実です。

あなたも、あなたの仕事の中に「人類の月面着陸」のような目標を見据えられているかということが問題になります。

他人がどう思おうと、それはあなた自身のやりがいには関係のないことです。

 

転職するべきかの判断ポイント②|現職の待遇(労働時間、給料)は妥当か

転職をするべきかの判断基準としてやりがいの次に挙げられるのは「労働時間と給料の関係」です。

▼労働時間

リクルートマネジメントソリューションズによる調査によると、20~30代正社員の労働時間は次のようになっています。

https://www.recruit-ms.co.jp/issue/inquiry_report/0000000582/

1日8時間労働、月20日出勤と考えると、月間160時間労働が標準ですが、平均値月間労働時間を見ると、そこに収まっているのは男性の場合、33.4%(23.5+7.2+2.7)の人のみです。

女性は58%(40.2+14.0+3.8)になります。

そして過労死ラインは残業が80時間(月間労働時間は240時間)と言われていますので、男性は12.9%、女性は3.0%の人がそこに入っていることになります。

過労死ラインは2~6ヶ月を超えて満たすと健康障害のリスクがあると言われており、労働災害にも認定されます。

※単月で100時間を超える場合も過労死ラインに当てはまると言われます。

悲しいことに多くの人が働きすぎているのです。

これは本望なのでしょうか。

そこで「望ましいと思う労働時間」を見てみましょう。

https://www.recruit-ms.co.jp/issue/inquiry_report/0000000582/

すると、さきほどのグラフよりかなり労働時間が減っていることがわかります。

あなたにとって労働時間が適正かどうか考えてみてください。

▼給料

次に給料です。

働くのはお金が目的じゃない!

という人もいますが、背に腹は代えられないもの。

お金を使う世界で生きている限り、ある程度の給料はどうしても必要です。

そこで「年齢階層別の平均給与」を見てみましょう。

https://ten-navi.com/hacks/article-25-10332

いかがでしょうか。

あなたの給料は平均と比べて高いですか?

平均を超えることがすべてではありませんが、参考にしてみてください。

▼貯蓄

更には、現在の生活だけでなく、老後の資金のことも考えておくべきでしょう。

夫婦で老後までにいくら貯めるべきかというと、ギリギリの生活をするとして600万円の老後資金が必要となります。(詳細は下記画像)

http://flowone-lab.com/blog-entry-197.html?sp

更に、余裕のある生活をしようとすると、最低だと月額25万円だった生活費を、36万円見込まなくてはなりません。

そうすると、下記の画像の通り、4000万円の資金が必要となるのです。

http://flowone-lab.com/blog-entry-197.html?sp

これを貯められるだけの給料がもらえているか、貯金ができているかも気にしてみてくださいね。

 

転職するべきかの判断ポイント①|現職の人間関係は良好か

転職を考える上で大事な要素が「人間関係」です。

人が生きていく上で、最後の判断基準となるのは「人」です。

以下のポイントを満たしているか考えてみてください。

  1. ロールモデル(目標となる人物)やメンター(精神的支え)がいるか
  2. 上司や同僚との間に確執はないか
  3. 職場の人間関係は自分の工夫次第で変えられそうかどうか

上記のポイントを2つ以上満たせなければ、問題ありと考えて良いでしょう。

人間関係の悩みは時として身体的疲労とともに、大きなストレスとなります。

私も、前職では過労死ラインを超える労働時間と、理不尽な上司にやられて、原因不明の心痛がして、歩くのも困難になったことがありました。

不思議なのが、「自分だけはハードな仕事も大丈夫」と思っていたのにそうなったことです。

自分の理想的な労働環境と自分の身体が見合わないことも往々にしてあります。

体調を崩してしまうと、次の転職活動でもその点を指摘されて転職も困難になり、ともすれば人生が壊れてしまいますので、取り返しがつかなくなる前に手を打ってくださいね。

 

 

現職か転職か?判断用フローチャート

昨今、人手不足が深刻化しており、転職はしやすいご時世になっています。

そこで今日は「今転職すべきかどうか」判断するための材料としてフローチャートを作成してみました!

 

焦ったあなた!

フローチャートを見てみましょう。

 

転職タイミング判断フローチャート

それでは早速やってみてくださいね!

転職か現職か判断用フローチャート

いかがでしたでしょうか。

あなたはどれに当てはまりましたか?

A,Bに入る方はひとまず転職サイトに登録することをオススメします。

大事なことですが「転職サイトへの登録=転職する」ではありません

あくまで、ウィンドウショッピングの気持ちで眺めてみるだけで構わないので、視野を広く持ってみるのはとてもオススメですよ。

転職する際に、色々な仕事から自分ですべて選ばなければいけないと思われがちかもしれませんが、エージェントにお願いすると楽ちんです!

転職するならココ!おすすめエージェント○選

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